徘徊

 

 

私自身、電池切れを起こしてての放置（＾＾；

 

充電完了しないままに動いています。

 

ま…気負いせずに、更新出来る時にすればいいか～…の　まったりペース（笑

 

はい。　自己中満開です。

 

 

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奥さんが他界されてからの、とある方の徘徊。

 

奥さんがまだ生きている時にも

 

「おばはん（奥さんの事）は、どこやー？」 と捜される事がありましたが

 

その度、奥さんの居室へ案内していた。

 

 

 

その方自身も腰を痛めて歩行がままならなくなり、奥さんを捜す事はしなくなった。

 

それなのに、奥さんが他界されてから、再び捜すようになった。

 

 

 

私達の口からは、他界された事は伝えてはいない。

 

認知症がキツイ方の場合、説明しても理解されない場合があるのと

 

〝理解〟はされなくても、心のどこかで〝理解〟をされていて

 

認知症が進んだりＡＤＬが落ちてきたり、不穏になったりするからだ。

 

 

 

事実、たぶん身内の方が他界された事を伝えたのであろう。

 

だからこその徘徊。

 

 

 

おばはんは　どこやー？　どこにおるんやー？

 

痛めた腰で、歩行もままならないのに

 

早朝より階段を上り、各階の各部屋の扉を開けては捜される。

 

 

 

○○さん（奥さん）は、もう此処には居てませんよ。

 

そうか…何処へ行ったんや？

 

前、子供さんとか　ご家族の方が来られていたのは覚えていますか？

 

おぅ、覚えとる。　来とったなぁ。

 

その時、○○さんも一緒にご家族さんの家へ行かれたので、もう此処には居ないんですよ？

 

そうか…此処には　もうおらんのんか…。

 

うな垂れて哀しそうな顔をされる。

 

 

 

やはり、認知症にて表面的には理解されていない様に見えるけど　シッカリ理解はされている。

 

そして再び

 

おばはんは　どこや？　と、捜される。

 

 

 

 

 

認知症故の哀しさが込み上げて来る。