縁の切れ目

『金の切れ目が縁の切れ目』と云いますが、その多くは “その人” ではなく

“お金” に集う人達だったのでは?と思います。

勿論そうでは無い人もおります。

そういった人は、お金が無くなっても去ったりはしないでしょう。

お金に集う人であっても、人間性に問題があれば “金の切れ目” では無くても

縁は切れるようです。 

“切れる” と言うより “切られてしまう” のですけどね。

特別養護老人ホーム(特養)と違い、有料老人ホーム(有料)は

月々に掛かる費用が高く、一般庶民はなかなか入居出来ない所だと思います。

安い施設だと、ひと月に掛かる費用が20数万円ですが

それであっても高い!と思うのは、私自身が余裕の無い庶民だからでしょう(笑)

とある有料にて。

他の有料と変わらず、一番安い部屋でも月々の費用が20万円を軽く超えます。

高い部屋だと50万円を優に超えます。

介護費用は別途になりますので、それ以上の金額が月々掛かるので

本人さん、もしくは家族さんが経営者等でなければ入居出来ないような所

そういった費用であっても、2部屋をキープされる人もおられるような方々が

入居されている施設だったのですが、有料に限らずご家族さんとは別に

愛人さんがおられる入居者さんが時々おられるのですよね。

これがまた、介護とは別に色んな問題があって厄介なのですが

今回は、そういった事は横に置いといて(笑)

とある男性入居者さんは『お金に物を言わす』という生き方をされていたようで

ご家族さんからも見放され、愛人さんが世話をされていたのですが

とうとうその愛人さんからも見放されました。

勿論、お金が無くなった訳ではありません。

入居当初は、面会の方々がとっかえひっかえ来ていたのですが

いずれも “商売” の方々で1年以内に皆来なくなりました。

もうカネにはならないと判断したのでしょうね。

詳しくは割愛しますが、ご家族さんからも見放されていたので

愛人さんのみが残りました。

たぶん、余程腹に据えかねていたのでしょう

その愛人さんも、とうとう去りました。

その男性は、愛人さんとよく出掛けられていて時には旅行もされていました。

介護としての外出介助はケアプランに組み込まれていますが、「介護」以外の外出は

実費にて対応はしていましたが、その時間がとれる介護士がいた場合のみで

単なる思い付きでの外出の対応はしておりません。

(例:病院へ誰かのお見舞いに行きたい等は実費にて対応)

愛人さんが去った事で、介護士からしてみれば我が儘な外出が出来なくなったその男性は

みるみる弱っていきました。

今まで我慢する事なく、悪い意味で自由奔放に生きて来た結果だと思います。

そういうのを見ると、お金があっても最後はやはり人間性なのだなぁと思ったものです。

お金さえあればと、省みる事なく傍若無人にしてきた結果なのでしょうね。

この男性だけでなく、性別問わず他にもそういった方がおられました。

プライベートでも、ご機嫌伺いさんばかりをはべらせている方はご用心(笑)

sanzunokawa について

イソラ
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縁の切れ目 への2件のフィードバック

  1. sou より:

    イソラさん
    こんにちは〜

    やっぱり、人の縁って寄ってくるものではなく、自ら引き寄せるものですよね。
    お金やものではなく、その人の人間性や生き方に引き寄せられるもの。
    うまい話には何か裏があるって言いますが、全く同じ法則ですね。
    その人が人として魅力的であれば、色々紹介もしたくなりますし、良い縁が広がればこれほど楽しいことはないですから(笑)
    ではでは〜

    • sanzunokawa より:

      souさん こんにちは
      そうですよね~。
      どうせ寄るなら、いつも怒っている人より笑っている人の方に
      私らも寄りたいですもん(笑)
      『坊主憎けりゃ袈裟まで憎い』てのも、ちょっと似てるかも?と
      つい思ってしまいました(笑)
      (ご紹介ありがとうございました♪)

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