寝たきりになった身内を、「在宅にて面倒を看てやれ。」と言う者程
自分は看た事がなかったり、看ていなかったりする者が多いように思う。
以前勤めていた会社の上司もそうだった。
やっぱり家で看てやらなアカン。看て当然や。と、声を大にして他の人に言っているのを耳にしてカチン!ときた。
別に私が言われた訳では無いのだけれど、ついつい口を挟んでしまった事があった。
そうですかねぇ? それは人手によりけりではないんですか?
いいや! そんな事は無い! 自分の親やねんから看るのは当然や!
私も家でちゃんと看て来た!
この言葉を聞いた時、私の中の何かがプチン!と切れた。
・・・と言うより、この物の言い方に コイツは看とらん と確信した。
こう思ったら容赦はせん。 もう止まらない。
へぇ~、では○○さんは 親御さんのおむつ交換なんかもされてたんですか?
いや、それはせんかった。
ま、お母さんでしたら男性である○○さんだと おむつ交換はお母さんの方に抵抗があるかもしれませんからねぇ。
そうそう。そういう事。
では、力のいる入浴介助をされてたんですか?
いや、それも・・・。親とはいえ女やから・・・。
ま、お母さんも、自分の息子に裸を見られるのは恥ずかしいかもしれませんからねぇ。
そうそう。やらへんかったんは、しゃーない事や。
では、お母さんの食事を作ったり食べさしたりをされていたんですか?
いや・・・それも・・・。
へぇ~、それもしてないんですかぁ。 じゃ具体的には何をされていたんですか?
いや・・・ちゃんと面倒を看てきたのは事実でゴニョゴニョゴニョ
へぇー、身の回りの事を何もしなくても 「面倒を看た。」て言うんですかぁ。 へぇー。
そんなんは、女の嫁はんがすんのが当たり前やろうが!
ふぅーん。 実際○○さんがやってきた事は場所の提供だけなんですね。 他はぜーんぶ奥さんがされてたんですね。
いや・・・それは・・・。
他に何かされたんですか?
・・・。
その場を去る時、場所提供だけで在宅介護出来るんやったら 楽やわのぉ! と大声で言ってやったら
上司は暫く俯いたままだった。
クソッたれがっ! 身の回りの事を何もせんで 「面倒を看た」 気でいるんだから呆れる。
本当のしんどさを知らないからこそ、他者に対して平気でそういう物言いが出来るんでぃ!
それ以来かな? その上司が私を睨むようになったのは・・・(笑
勿論、こっちを睨んでいるのに気付いたら 「ナンやねん」と 私も睨み返していましたw
すると面白い事に、暫く私が睨んでいると必ず視線を反らした後 俯くんですよね その上司(笑
何も言わんと俯くんなら、初めっから睨んで来んな!ボケがっっ!
睨むんなら何か言えよ! ボンクラがっっ! (うー 思い出すだけで腹が立つ )
中心になって 「面倒」 を看ていなかった者や看た事が無い人に限って他者に言う。
「家で看てあげればいいのに。」
本当に 「面倒」 看た来た者が他者に言う。
「家で看てあげられたら いいんだけど。」
似ているようで大きな違い。
一方は強制的で、一方は自分への言い聞かせ的。
自分は如何にも 「面倒を看た」 気でいるだけならまだしも、
それを声高に、他者に強制的な言葉を投げつける人はタチが悪い。
聞いてるだけで、けったクソ悪い!
いや・・・
普通、イソラ様に睨まれたら・・・誰でも俯くしかないでしょう(笑)。
上司の言葉に口を挟む気持ちは良く分かります。自分もそう云うとき余計なことを口走って、後で気まずい思いをします(自分の場合は)。
親の遺言・其の一 「お前はもっと大人になれよ」でした。
社会性のない人付き合いの下手なのは昔も今も変わりません。
こんばんは
また・・・誤解されるような物言いを・・・(汗
か弱き子羊ごときに睨まれ 俯くは 我がに負い目があるからでしょう(笑
社会性の無さは私もですw いや・・・私の場合 社会の落ちこぼれか・・・(笑
私が親に言われた事は(遺言ではナイけど(笑 )『腹が立ったらポケットに手を入れて ゆっくり十まで数えろ』ですね~。
(『ポケットが無ければ手を後ろで組め 兎に角手を前に出すな』 との付足しもw )
ところで・・・其の何 まで続くのでしょう? < 遺言