施設によって夜勤体制は違っていて、
とある施設では、夜勤時は各フロア担当が決まっているが
これは(夜勤の)出勤時に割り振られるので
出勤するまでどの階(フロア)担当になるのかは解らない。
その日の夜勤リーダーも出勤するまで、誰になっているのか解らない。
(夜勤毎にリーダーは変わる)
※夜勤リーダーというシステム(?)すら無い施設もある。
夜勤リーダーは、全フロアの体調不良者を把握しておかなければならない。
急変があった場合の救急搬送(以下救搬)対応や、訪問形式の施設なので
緊急対応している間、介護プランに入る者の変更等の指示もしなければならない。
それこそ、1人の救搬があるだけでバタバタになる。
連絡にしても各々の担当医・ご家族さん・上司への電話をしなければならず、
受話器片手に他のスタッフへの指示をピッチ(施設用PHS)でしたり。
ご家族さんへの連絡がクセ者でして、緊急連絡先として記載されている番号にかけても
繋がらなかったり、留守電だったりで兎に角なかなか捉らない。
連絡先候補として、3ヵ所記載されているが全滅だった場合は
ご家族さんは経営者ばかりなので、会社へも電話をしておく。
(留守電への録音だけだとクレームが出た為、そういった方法になった。)
この間、電話魔状態(笑)
そんな夜勤リーダーのある日
SPO2(血中酸素濃度)が下がっての熱発で、受け答えレベルも悪化してきた方がいた。
救搬体制に入った時でも、入居者さんからのコールは待ってはくれない。
電話口で「KT〇〇!SPO2○○!プルス○○!」てなバイタル数値報告をしている時にも
コール!コール!コール!
そのコール内容が『背中が痒いから掻いて~』だの『タオル取って~』等
緊急性が無かった場合、余裕が無くなってるからでしょうね
そんなコールに殺意すら芽生えます(笑)
他の施設では、介護資格を持たない人が宿直に就いていて
そういった電話対応をする所もあった。この場合、凄く助かる。
が!これはこれでデメリットも。
何故なら、この『宿直者』も夜勤者人数の1人とされるからだ。
だから、『夜勤者3人体制』とされていても実質は2人という(笑)。
どこもかしこも人員不足の所が多いので、あの手この手をつかっているよなぁ(笑)
こんにちは。
この問題は、ますます深刻化していきますよね。
ほんとうに介護職員の質と量の確保は…どうやっていくつもりなんだろう。
外国人雇用や給与、労働環境含めた待遇面の改善はここんとこずっと言われ続けているけど、具体的に政策としてどうなっているんだろうね。
多くの矛盾を孕みながら日々が過ぎていきますな…
こんばんは。
毎度の訪問ありがとうございます。
まずは、色んな意味で何の為の資格だろう?ですね。
労働環境や待遇面もさることながら、
介護士にしても技能の差があり過ぎるのも問題があると思っています。