転校先での小学3年生の時、教師からのいじめがありました。
家庭環境での事で凹んでいる時、当時の担任の先生から
「イソラさん、元気無いけどどうかしたん? 何やったら先生に言うてみ?」と
優しく声を掛けられたので、つい先生の事を信じてしまったのですよね。
色々ぶっちゃけで話しをしたのですよ。
すると、その後のある日。
全員がいる教室で、担任の先生から『イソラさん。ちょっとこっちに来なさい。』と
先生のいる教卓に呼ばれました。
『イソラさん、あなたの言ってた事を確認したら全部嘘でしたよ?
何故、そんな嘘をつくんですか!』といきなり怒られました。
誰に、どういう確認をしたのかは知らないけれど
私が先生に話した事は、全て嘘という事にされました。
それだけではなく、あろうことか
『皆さーん!このイソラさんは嘘つきで悪い子なので、
今日から皆で“嘘つきイソラ”と呼びましょう!』と大声で言い放ったのです。
勿論、当時は先生の言葉は絶対…てな風潮でしたので
皆が「嘘つきイソラ」と言うようになりました。
まぁ、数日経つと女子の殆どは、そういう事を言わなくなったものの
殆んどの男子は、その言い方で呼ぶというより
『うっそつきイッソラ~♪ うっそつきイッソラ~♪ こっこまでおいで~♪』と
歌うように節をつけて、からかい続けていました。
1~2年の時同様、此処でも「何やて!?も一回言うてみぃ!」と
捕まえては殴っていたので、またしても問題児扱い。
殴ってはいたものの、その子達自身には恨みと言うか
そういった感情は無く、言われた言葉への腹立たしさと言った感じ。
先生が“嘘つきイソラ”と呼べと言ったので、皆がそう言うのも
どこか仕方が無いよなぁ…との思いがあったのも事実。
ただし、先生へは恨みのような感情はありました。
そんなこんなで、
母にしてみれば(母が謂うところの)出来損ないの片輪で生まれたうえに
何処へ行っても学校からは問題児とされる私が、
余計に受け入れる事が出来なかったようだ。
そういった事があり、子供の頃は『全ての大人は全部敵!』てな思いでいっぱいになり、
相手が大人ならば、ガルガルと攻撃的になっていましたね。
それで更に、問題児扱いに…の悪循環。
いじめって、やーねぇ~(笑)